慶応大は大学院医学研究科博士課程の院生に最高240万円を支給する奨学制度を新設すると発表した。「大学院離れ」が指摘されるなかで、優秀な学生に大学院に進学してもらうのがねらいで、文部科学省によると、このような制度はきわめて珍しいという。同課程は68人。
奨学金は最高年60万円で、2年生は全員に支給。学費(入学金を除く)はその半分強にあたる。大学院をめぐっては、臨床研修の必修化によって間に傾向が強まり、大学院への進学意欲が下がっているとされ、病因の解明や治療法の開発につながる医学研究の弱体化が心配されている。